ワインが健康にいいと言われてはいるけれど本当のところどうなの?その因果関係と実態をまとめてみた!

ワインが健康にいいと言われてはいるけれど本当のところどうなの?その因果関係と実態をまとめてみた!

こんにちわ!まのやすです!

再び外出が自粛されたり、コロナによる雇い止めなど暗いニュースがつづきますね

そんなときにワインなんて飲んでいていいのかと思ってしまいますがそんなときだからこそオンラインを活かし飲み会で不安をワインに溶かして飲み干してしまいましょう

ここ数年、日本のワイン消費量が伸びているのをご存じでしょうか。

いまやスーパーで気軽に買えるワインですが、「健康に良い」という噂も漏れ聞こえます。

かつて、中国の詩人・李白はこう述べたそうです――「愁い多くして酒少なしと雖(いえど)も 酒傾くれば愁ひは来たらず」。

酒を飲んでいれば、愁うようなことはやって来ない、だからじゃんじゃん飲もう、と。

李白の言ではないですが、本記事ではワインが健康に良いのか、赤・白ワインの効能などを、科学的事実に基づき詳しくまとめていきます。

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■赤ワインは健康に良い?

赤ワインには健康に良い成分が含まれています。

これはフランスの科学者、セルジュ・ルノーが発表した

「フレンチ・パラドックス」という研究により分かったことです。

赤ワインに含まれるポリフェノールが、動脈硬化をおさえる効果をもつという内容です。

この研究がアメリカのCBS番組で紹介されると、赤ワインは世界中で一躍人気となりました。

日本でも一時期ポリフェノールがはやり、赤ワインブームが起きたほどです。

■赤ワインの効能

macbook pro beside wine glass on brown wooden table

➀動脈硬化を防ぐ

赤ワインに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があります。

動脈硬化を引き起こす悪玉コレステロールの酸化を防いでくれるのです。ポリフェノールには「レスベラトロール」という成分が含まれており、これが動脈硬化や脳梗塞を防ぐといわれています。

ワインでポリフェノールを取って健康になれるなら、毎日だって飲みたくなるくらいですね。

②認知症を予防してくれる

先ほども述べた「レスベラトロール」ですが、実は認知症やアルツハイマーなどのリスクを下げる効能もあります。

ボルドー大学の研究では、1日数杯のワインを飲むことで、認知症やアルツハイマーの確率・死亡率を下げると判明しています(※1日5杯以上飲むと、飲まない場合よりも死亡率が上がってしまうそうです)。

ワインの適量は1日1~2杯です。健康に良いとはいえ、飲み過ぎには注意が必要ですね。

③血圧が下がる

お酒好きだと塩辛いものを好みがちで、高血圧になる確率も高いです。そこで摂取したいのが、栄養素カリウム

カリウムには利尿作用があります。

塩分を外へ排出してくれるため、血圧を下げる働きがあります。

赤ワインにはこのカリウムが豊富に含まれています。ワインと一緒にチェイサーとして水を飲めば、カリウムがよい働きをしてくれて、血圧が下がるというわけです。

■白ワインは健康に良い? 白ワインの効能

赤ワインが健康に良いという話はよく聞きますが、白ワインについてはどうでしょう。

実は白ワインにも少量ながらポリフェノールが含まれており、赤ワインより性能に優れ、吸収されやすいのです。

白ワインのポリフェノール量自体は赤ワインより少ないのですが、分子量が小さく、体内で吸収されやすくなっています。

さらに、白ワインには強い殺菌効果もあります。

サルモネラ菌、大腸菌などの食中毒を防いでくれる優れた効能をもっています。「生牡蠣にシャブリ」の組み合わせはよく知られていますが、これは味の取り合わせだけでなく、白ワインの殺菌効能を考えての組み合わせだったようです。

■適量を守る必要がある

いくらワインが健康によくても、やはり飲みすぎはよくありません。

過ぎたるは及ばざるがごとしです。

冒頭で紹介した中国の詩人李白には、お酒にまつわるこんな伝説があります。

毎日酒をのみ泥酔していた李白は、ある日水面に映る月を捕まえようとして、溺死したそうです。

実際には病死だったのですが、そんな伝説がささやかれるほどお酒を飲み続けていたということですね。


お酒は適量が一番ということで、ワインの適量はどれくらいになるのでしょうか。

個人の資質(体重、健康状態、年齢など)にもよりますが、適量は1日に1~2杯程度とされています。

一般的に女性のほうが体に水分がすくなく、肝臓が小さいため、アルコールをはやく吸収しやすいと言われています。

その日の疲れ具合や、ご自身のアルコール耐性を鑑みて、ほどよく楽しめる程度がちょうどよい量になります。

■酔いを防ぐために水を飲もう!

二日酔いをふせぎ、ワインを健康的にたしなむためには、飲んだのと同量の水をワインと同時進行で摂取することが大切です。

アルコールを分解するには多量の水が必要です。

あらかじめ水をとっておけば、悪酔いする心配もありません。

空腹時の飲酒を避け、たんぱく質もあわせて食べるようにすると、より効果的に酔いを防ぐことができます。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。まとめると、


・ワインは適量(1~2杯程度)なら健康にいい
・赤ワインには動脈硬化や認知症を防ぎ、血圧を下げる効果がある。
・白ワインには殺菌効果もある


ということになります。ワインは適量を守れば健康に良いということがはっきり
わかって、お墨つきを得た気分です。

美味しいからとついつい飲みすぎてしまいがちですが、自分に適した量で楽しみ、健康についても考えていきましょう!


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