ワインの登場する映画!あなたも人生の深みに酔いしれよう part1
- 2020.12.29
- ワイン
- サイドウェイ, ワインの出てくる映画, 世界一美しいボルドーの秘密
こんにちわ!まのやすです!
いよいよ「嵐」も後少しで活動休止ですね
ぼくもいろんな番組やCMでみてきたのでみんな勢揃いってだけでご褒美に感じられてしまいます
歌って踊れて、バラエティーもできる
理想のアイドルですよね
これからはそれぞれの道を歩んでいくんでしょうね
中には俳優の道を目指す方もいると思います
というわけで今回は「ワインが登場する映画」のお話です。
ワインと人生については前に書いた短文
ことらでもかいています
映画の中のワインといえば、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
小道具として登場人物たちがくゆらせるワイン、あるいは、アクションムービーで武器として割られるボトルが思い浮かぶかもしれません。
近年、小道具としてではなく、ワインを主題にすえた良質な映画は激増しています。
描かれているのは、荘厳なワイナリーの情景や、はっとするほどうつくしいブドウ畑、そしてワインに溺れる男女の人生について。
実話やヒューマンスドラマが多いので、ふとしたときに観かえしたくなる人生の1本と巡り合う確率も高いです。
本記事では、おすすめワイン映画を2本ご紹介します。
映画に出てくるワインとあわせて、お楽しみください。
アマゾンプライムビデオでもみられるものがありますのでこれを機会にはいられてみてはいかがでしょうか?
■『サイドウェイ』2004年
ワインが主題の映画のなかでは、最も有名な1本です。
バツイチで、悩みを抱える中年男性が、結婚目前の親友とカリフォルニアのワイナリー巡りに出かけるという内容。
ふたりは旅の途中で喧嘩し、恋をして……人生を変える出会いを経験し、人間的に成長していきます。アカデミー賞で脚色賞を、ゴールデングローブ賞では作品賞を受賞した傑作映画です。
見どころは、劇中に登場する個性的なワイナリーの数々でしょう。
高価なワインだけでなく、特徴あるワイナリーを取り上げているのが、マニアにもうれしいポイントです。
<映画に登場するワイナリー>
「アンドリュー・ムレー ヴィンヤーズ」
「フェス・パーカー ワイナリー」
「ファイヤーストーン ワイナリー」
「フォクセン ワイナリー」
「サンフォード ワイナリー」
<映画に登場するワイナリーのワイン一例>
「フォクセン ピノ・ノワール サンタ・マリア 2001」
「メルヴィル ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2003」
「サンフォード ピノ・ノワール サンタ・バーバラ 2000」など
この映画に登場するワインの多くは、日本でも入手可能です。ピノ・ノワールが多く取り上げられているのは、映画の主人公がピノ・ノワール信者だからだったりします。
他にも、映画内では「バイロン」「タンタラ」「シー・スモーク」など、ワインが会話の端々で取り上げられます。
雑学や知識でいっぱいの、まさにワインまみれの映画だといえます。
もちろん、登場人物の人生もうつくしく見事に描かれています。
この映画の本質を、『サイドウェイ』公式は以下のように述べました。
「人生は極上のワインのように、そのピークを迎える日まで日ごとに熟成し、複雑味を増す。それからはゆっくりと坂を下っていくが、ピークを過ぎた味わいも捨てがたい」(公式紹介文より)
悩みつきぬ人生に、ひと筋の光をもたらしてくれる映画『サイドウェイ』。カリフォルニア・ワインと一緒の鑑賞をおすすめします!
個人的にはラストのこれの扱いが好きです
おお。シュヴァル・ブラン!!
■『世界一美しいボルドーの秘密』2013年
フランスのボルドーといえば、高級ワインのイメージがすっかり定着しています。
連想される言葉といえば、伝統・格式・一流など……。
この映画は、なぜそうなってしまったのか、ボルドーの生産者たちが現状をどう考えているか暴露する、ドキュメンタリーです。
登場するのは、「パーカーポイント」で有名なワイン評論家のロバート・パーカーをはじめ、ワイン好きなら一度は聞いたことのある著名人ばかり。
<映画登場人物>
ロバート・パーカー:ワイン評論家
フランシス・フォード・コッポラ:映画監督、ワイン愛好家。自身もワイナリーを所有している
ポール・ポンタリエ:シャトー・マルゴー総支配人
トマ・デュロー:シャトー・パルメCEO
クリスチャン・ムエックス:シャトー・ペトリュス顧問
フレデリック・アンジェラ:シャトー・ラトゥールCEO
ナレーション:ラッセル・クロウ
現在、中国では一大ワインブームが起きています。
投資目的でワインの需要が増し、富裕層が見境なく買い占めたことで、ボルドーの価格はつり上げられました。
「ただ手に入れたいだけ、飲むかどうかは分からない」と、コレクション感覚でワインを爆買いする中国人富裕層に、良質なボルドーワインの作り手たちは嘆きの声をあげます。
ワインは、「人を上流階級に見せるための小道具」ではなく、質やテロワールを理解した、良識ある人々に味わってもらうためのものだと、彼らは考えています。
経済とワインの関係は複雑です。
いつも無関心に買っている商品の裏の仕組みが、この映画によって明らかにされます。
ボルドー好きな方はもちろん、「本物志向」や「高級なもの=価値がある」という言葉に興味がある人、ビジネスマンにもおすすめの内容となっています。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワイングラスを片手にじっくり楽しみたい映画を2本、ご紹介しました。
余談ですが、『サイドウェイ』で俳優が飲んでいたワインはすべてジュースだそうです。
ジュースの飲みすぎで気分の悪くなった俳優が「本物のワインを飲まなきゃやってられない」と愚痴をこぼしたとか。
人生を支えてくれるワイン、経済とともにあるワインの奥深さを、じっくり堪能する優雅なひとときは、最高にすばらしいものになります。
あなたも今晩、グラスを片手に試してみませんか?
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