ワインの味わいが変わる!?もう大人の知識になったワイングラスの正しい選び方

ワインの味わいが変わる!?もう大人の知識になったワイングラスの正しい選び方

こんにちわ!まのやすです!

あなたも知るようにワインはグラス次第で味わいが変わる不思議なのみものです

前回(https://manoyasu-wine.com/lifestyle/post-506/

今回はよりしっかりとワインとグラスの関係について調べていきます

「高級なワインを買ってきたけど、家にマグカップしかなかった」という残念エピソードって、時々起こり得ますよね……(私はありました)。

そんなことが起こらないように、ワインに適したグラスの種類について、今から学んでおきましょう! 

本記事では「大人の知識!ワイングラスの正しい選び方」と題し、赤ワイン・白ワイン・スパークリングワインの味を引き立てる最適なグラス選びについて、わかりやすくご紹介します。

■事前知識:ワイングラスと味の関係を知ろう

(↑めちゃたかいやつ)

「ワイングラス」と聞いたとき、脳裏によぎるのはチューリップ型のグラスではないでしょうか。

なぜあの形なのか――保存しにくく、食器棚ではかさばって仕方ない。

けれど、あの形であることが、ワインの味をおいしく感じるためにとても重要なのです。

人間の舌は、酸味や苦味、甘味を感じる部位が別々の場所にあります。

ワイングラスの飲み口(リム)や、丸みを帯びた真ん中の部分(ボウル)の大きさを調整することで、ワインのどの味を強く感じるか、実は細かく調節されています。

たとえば、グラスの飲み口が狭いと、自然とグラスを上に傾けて飲むことになります。すると酸味よりも果実味を強く感じます。

逆に飲み口が広ければ、舌全体にワインが広がり、酸味を一番に感じるのです。
他にも、ワイングラスの長い持ち手(ステム)は、ワインの温度を保つ効果があります。

一見邪魔に思えるグラスの各部位にも、ワインのおいしさを引き立てるための工夫があります。知識とともに改めてグラスを見てみれば、洗練された機能美にうっとりしてしまうことでしょう。

■各ワインにぴったりのグラスの種類

様々なワインに適したグラスの形を、以下で簡単にご紹介します。

グラス選びの際には参考にしてみてください!

 ◆ボルドー型

丸みを帯びた真ん中の部分(ボウル)が、大きめに作られているのが特徴です。濃厚な香りが強くたちこめるよう設計されています。口中にワインがゆっくり流れ込みます。苦味をおさえて、フルーティーさを味わいやすくなっています。酸味と深い味わいのあるボルドーワインにもっとも適した形です。

 

◆ブルゴーニュ型

ボルドー型よりもさらにボウルが曲線を帯び、丸く作られています。これは芳醇な香りを引き出すのにぴったりです。フルーティーさと甘味を強め、酸味を抑えてくれる形です。ピノ・ノワールのワインを飲むのに最適です。

◆万能型


ワイングラスがまったくないご家庭に、1客あると便利なグラスです。赤にも白にも適しており、幅広いワインの魅力を引き出します。果実味や酸味をほどよく引き出すので、ミディアムボディのワインに合います。

 ◆モンラッシェ型

シャルドネの白ワインに適したグラスです。口が大きく膨らんだバルーン型で、白ワインの華やかな香りをもっとも引き出します。

 ◆フルート型

「スパークリングワインといえばこれ!」というグラスです。シャンパーニュを注いだとき、繊細な泡立ちを美しく眺めることができます。縦長で高さがあります。

 ◆クープ型


甘口のスパークリングワインに向くグラスです。平たい形状で、伝統的なパーティなどでよく見られます。シャンパンタワーにも使われるグラスです。

■実践!ワイングラス選びのポイント

ワイングラスとひと口にいっても、最近ではおしゃれなものから個性的なデザインまで様々です。

いざ選ぼうと思っても、その多様さに困惑してしまうかおもしれません。

そこで美しさや見栄えのよさ以外に、どのような点を基準にすればよいのかをまとめてみました。


➀飲む機会の多いワインから選ぶ


赤ワインをよく飲む方ならボルドー型、白ワインがお好きならモンラッシェ型など、ワインの好みにあわせて選ぶのがもっともわかりやすい方法です。

赤・白どちらも好きな方、あるいは、はじめてのグラス選びで汎用的なものをお求めの方は、万能型をおすすめします。


②機能性で選ぶ

ピンク・ゴールド・パープルなど、グラス売り場にはおしゃれな色つきグラスもたくさん置かれています。

写真映えするカラフルなグラスも良いのですが、ワインの魅力をフル堪能しようと思ったら、無色透明のものがおすすめです。

材質はクリスタルガラス飲み口(リム)が薄いものがよいでしょう。

つけ加えるなら、グラスの持ち手が細く、ある程度長さがあると最高です。

③ワイングラスで有名なブランドから選ぶ


せっかくグラスを買うなら、専門のワイングラスブランドから選んでみるのもひとつの手です。

ブランドといってもメーカーによって値段に差があります。

良心的な価格でワインに最適なグラスを販売しているブランドから、最高級の機能美と材質を誇るブランドまで、本当に多岐にわたります。

有名どころでは、リーデル(RIEDEL)、バカラ(BACCARAT)、ロブマイヤー(LOBMEYR)などがあります。

用途に合わせぜひ、お好みのものを探してみてください。

■最後に

いかがでしたでしょうか。普段お店で何気なく使っているワイングラスにも、機能的な美しさ、たくさんの種類があります。ご自宅用に購入をお考えの方は、以上のことを参考に選んでみてくださいね。


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