天下布武!戦国武将とワインの関係についてあれこれ考察

こんにちわ!戦国時代に思いを馳せる男まのやすです
前回は織田信長とワインについて書きました
今回は少しそのさきのことなどもみていこうと思っています
フランシスコ・デ・ザビエルが織田信長にワインを献上したのは前回のお話し
永禄年間に入って日本を訪れたイエズス会の宣教師ルイス・フロイスもまた、日本のワイン史にとって重要な人物の一人なんです
ルイス・フロイスを厚くもてなした織田信長をはじめ、信長の後を受け天下統一を実現していく豊臣秀吉、徳川家康らも当時、この異国の酒を飲んだのに違いありません
足利義昭を奉じて京に入った信長は、その頃、堺にいたフロイスに入洛を許可します
織田信長がフロイスを引見した時、フロイスは信長の質問に答えてキリストの教えを説き、京都居住の許可と布教の朱印状下付を願い出たんです。
そして、信長の計らいで義昭将軍とも謁見を果たしたフロイスは、将軍と信長の両方から布教の許可を得ることができた。その後も度々信長を訪れたフロイスは様々な品物を贈り、なかでも「目覚し時計」には信長は大変驚いたそうです
時計は精密機械、きっとその仕組を不思議にもおもしろく思ったんでしょう
きっと信長や秀吉、家康が飲んでいたものはポートワインではないかと思います
こちらは以前は「赤玉ポートワイン」でしたがポルトガルより助言があったんでしょう「赤玉スイートワイン」と名前が変わっています
いろいろありチンタ(珍陀)酒と呼ばれたポルトガルのワインが戦国武将の間で嗜まれるようになったようです
なかでもキリスト教徒を歓迎した信長は好んで飲んでいたそうですが
当時の文献の中には足利義昭も織田信長も、誰も実際にチンタ酒を飲んだとする記録が見当たらないそうです
信長がチンタ酒を飲んだとされている伝説は、史実としては確認できない話、いわば”まぼろし“なのかもしれませんね
でも、だからこそ西洋甲冑姿の信長がワインを飲む姿を望んでいるんです
一方でフロイスの記録によると、豊臣秀吉が博多でイエズス会士の乗っていた船を訪れて、糖菓とポルトガル産のブドウ酒を喜んで賞味したそうです
この糖菓はまちがいなく金平糖ですよね!
さすがに1キロは多いかな?でも小分けにしておくといいですよ。
見た目もかわいいしインスタ映えしますよね!
記録によると1580年頃、イエズス会の一行は大坂城で秀吉に謁見したそうです。
秀吉はポルトガル人の来日を歓迎し、日本での通商を保証したようです。
それからイエズス会の一行は前回会談時の答礼と秀吉の九州平定の凱旋を祝うため、博多に滞在していた秀吉を海路訪れた。その時、船内では洋楽器が演奏され、秀吉は糖菓とポルトガル産のブドウ酒を自ら賞味し、長時間談話した後、レモンの糖菓漬けやブドウ酒を土産に帰っていったそうです。
ここまで洗練されたものではないでしょうけども甘味が少なかった時代
かなり高価な食べ物だったに違いないですね
これはイタリアンレストラン時代、「いつもの」でお客様にお出ししてたワインです。なつかしいなあ
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます
おかげでこうやってブログをかけています
もしワイン選びがめんどくさい、マンネリだ!ってときはぜひためしてください
ITとワインのいいとこどりです

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