ワインの産地はフランス以外にはどこがあるの?
こんにちわ!
ワインの放浪者まのやすです!
今回は4本立てです
目次
1・フランスとイタリアの新酒の違い
2・エノトリア・テルス(ワインの大地)イタリアの各州の違いがある!
3・ピエモンテ州のワイン
4・ヴェネト州のワイン
ワインといえばいフランスのイメージがありますよね!
特にもうすぐ解禁のボージョレ・ヌーヴォーもフランスワインです
超定番のルイ・ジャドさんのヌーヴォー。プリムールて言ってるのがいいですね
もうひとつフランスに並ぶワイン大国イタリアもヌーヴォーつまり「新酒」
の文化があります
それはヴィーノ・ノヴェッロとよばれます
だいぶまえブログで紹介しましたhttps://manoyasu-wine.com/?p=64
カサーレ・ヴェッキオで有名なファルネーゼもリリース予定です
ボージョレ・ヌーヴォーとの大きな違いは
ぶどう品種が多彩なことです。
州や作り手によりまったく異なる味わいがあるのが特徴です
何度かフランスについては案内してまいりましたので今回はイタリアです
イタリアは全ての州でワインが作られており
エノトリア・テルス(ワインの大地)
とよばれるぐらいワインづくりが根付いています
漫画「ガンスリンガー・ガール」にもぶどう畑が描かれていたとおもいます
(ちょっとマニアックでしたか。。。)
代表的な州の違いをまのやすらしくざっくり紹介します
まずはバローロで有名な
ピエモンテ州
「山の麓(ふもと)」を意味する「ペデモンティウム」からその名前はきているそうです。アルプス山脈の南側に位置する州です。山岳・丘陵地帯が多く、夏は暑く冬は寒い大陸性気候です。
ピエモンテといえば黒ブドウ品種の「ネッビオーロ」から造られる高級赤ワイン
「バローロ」「バルバレスコ」をはじめ、やや甘口のスパークリングワインである「アスティ・スプマンテ」や、ミネラル感あふれる香り高い白ワインの「ガヴィ」など、主に単一品種で幅広いタイプの優れたワインが生み出されています。なんとなくではありますがブルゴーニュのワインぽさがあるような気がします。
「ワインの王様」「王様のワイン」とたたえられるバローロは、長期熟成が可能なポテンシャルを持ちますですが「バローロボーイズ」とよばれる長期熟成を必要としないバローロも存在しますいわゆる「伝統」と「モダン」の対立構造ですね。ワイン好きでしたらこの話題だけで軽く一ビンは空きますね。
バルバレスコは「ワインの女王」とも呼ばれ、バローロによりも繊細さや優雅さが感じられるエレガントなワインです。
どちらもネッビオーロ種の持つ異なる魅力を、見事に表現しています。
え?どこって思われる方がいるかもしれませんが
ヴェネト州
「ヴェネツィア」がある州といえばわかりやすいと思います。
イタリアの中でもトップのワイン生産量を誇る大ワイン産地です。アルプス山脈が冷たい北風を防ぎ、南部に広がるアドリア海のおかげで温暖な気候を保つことができます。
白ブドウ品種では「ガルガネガ」がヴェネトを代表する品種で、上品な果実味とフレッシュな飲み口が魅力の「ソアーヴェ」の主要品種となっています。
イタリア料理店で白ワインに迷ったら「ソアーヴェ」って言っとけといわれるぐらいメジャーなワインです
赤ワインでは、「コルヴィーナ」「ロンディネッラ」「モリナーラ」などのブドウをブレンドして造られる、「バルドリーノ」や「ヴァルポリチェッラ」が有名です。
ヴァルポリチェッラ地区で造られる、すばらしい赤ワインに「アマローネ」があります。アマローネ用のブドウは収穫された後に3~4カ月ほど陰干しされ、水分が蒸発して糖度の高い濃縮した果汁のみが残ります。陰干し後に圧搾された糖度の高い果汁を完全に発酵させるため、造られるワインはアルコール度が高くなります。干しブドウの甘い香りやスパイシーな香り、ボリューム感があり、独特な苦みのあるリッチな味わいのワインです。長期熟成にも耐える偉大なワインと称されています。
ちなみにですがアマローネのイメージからかライトタイプのヴァルポリチェッラを濃厚なワインと思い注文されるお客様がたまにいました。
アマローネの他に個性的といえばアマローネの絞りかすにワインを注ぎつくられる「リパッソ」
陰干しブドウからつくる「アパッシメント」などかなりの技があります
というのもここヴェネトでは魚もとれ肉もあるので幅広いジャンルに意識をめぐらせねばならなかったためなんじゃないかなとまのやすは思います
今回も最後までよんでくださってありがとうございます
おかげさまでこうやってブログをかけています
次回はイタリアワインの続きです
ところでワイン選びって迷うことありますよね
そんなときはプロに丸投げするのもひとつの手段です
ITとワインの融合の集大成がここにあります
もしくはあなた自身がソムリエになるのもすばらしいことだと思います
ワインは生涯を通じて楽しむことができる趣味でもあります
こちらで知識をつけるのもいい選択ですね
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